“吉田 ナツ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:吉田 ナツ (3 件 / 1 ページ)

Home,sweet home.

 

「監禁されたんだよ、君」目が覚めると瀬尾は、知らない部屋でにっこりと笑う自分好みの美人にそう告げられる。猫っぽい雰囲気や目元の黒子が色っぽく、どこかで見たような―専務の安藤だ!と気づいた時には、瀬尾を鎖に繋いで出勤してしまった。突然の監禁に憤っていた瀬尾だけど、その日から健気に自分の世話をやく安藤をみて、気持ちが傾き始めて…。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

 ちょっと変わった監禁モノだよと聞いて手に取りましたが確かにこれは変り種……監禁がきっかけにしてはじまる一風変わった恋物語。

 小さい頃にゴミ箱に捨てられていたという瀬尾と親の愛に恵まれなかった安藤。家族愛に飢える二人が、監禁生活を通して互いの横に居場所を見出していくというお話で、エロシーンはあるもののむしろ擬似家族モノとして美味しかったです。とある理由から瀬尾を監禁しはじめたものの、特にそっちのケがない安藤が瀬尾のゲイっぷりに振り回される姿は微笑ましくもあり。監禁生活も、異常性より裸に鎖で繋いで生活させるという滑稽さのほうが先にたつ。

 むしろ二人がくっついた後の二編目の方が世間一般の“監禁物”のイメージには近かった。色々な意味で無防備な安藤に対して独占欲を募らせる瀬尾が安藤を束縛しようとしていくお話で、これはもうあと一歩の所でマジモンの監禁になっていたなあという感じがすごく。瀬尾がかなり病んでる。

 一編目の雰囲気が好きだったので二編目の重い展開は(展開としてはむしろかなりすきなはずなんだけど)やや戸惑った。収まる所に収まってくれてよかったです。瀬尾の先輩がなかなか良い味出してました。


大好きなんです

 

「せ、先輩!僕お、お話ししたいことがあります!!」大学のサークル勧誘中に知り合った、小動物系の可愛い後輩の都石。自分を見つめる瞳は熱っぽく、頬を赤くする様子に津田は脈アリだと確信する。好みのど真ん中である都石を、誰にも触れさせないように画策するけれど、都石には誰よりも熱い趣味があると知ってしまい!?キュートでエッチたっぷりの萌え全開ラブコメディ。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

 慕ってくる後輩・都石は自分好みドンピシャで……しかもオタクだった。自分の嗜好(=ゲイ)をひた隠しにして、自分のビジネスを手伝って貰う代わりに都石のモテキ到来(違)に協力することになったけど……というお話。

 色々な意味で自分の魅力を解ってない、あぶなっかしい都石を前におあずけくらってよだれたらしながらお座りしてる犬状態の津田が微笑ましすぎてやばい。脈が無いなら追いかけるのは自分のスタンスじゃない、っていいながらひたすらヤキモキしている姿が微笑ましすぎる。

 無事両想いになった後は、オタクである受との意識の違いにもだもだと独占欲と嫉妬心を募らせていくのにニヤニヤが止まりませんでした。好きなものには一途で一生懸命な受も大変可愛かったです。しかし、都石姉弟はちゃんとしっかりした人間が間に入ってあげないといつか思い切り騙されそうだな……姉ちゃんの結婚の話が色々な意味でこう……。

 ところで都石がコスプレ好きということでエロシーンは基本的にコスプレHだったわけですが、なぜ津田はいいところでメイド服を脱がしましたか。正直メイド服の時だけ最後で脱がしちゃったのが全力で納得いきませんそこは着衣のまま致すべきだろ!!!そして挿絵でメイド服を描くべきだっただろ!!


読了記録まとめ[2012年5月分]

5月の読了数は感想書いてない再読本2冊を含め21冊でした。
……うち12冊がBL……もう何のブログだかわからない……ラノベの感想を求めてうちに来てくださってる方にはほんとうにすいませんでも自重しない。

今月のオススメマンガ

プラナス・ガール(5) (ガンガンコミックスJOKER)
 今更過ぎるくらいの定番だけど「プラナス・ガール」最新刊が絆可愛すぎて死んだ。「魔法のアメ」からはじまってまさかのメイド祭に転がり、ウェディングドレスに飛び跳ねるよ。「男の娘」という単語はあまり好きじゃないけど、こればかりは至高の男の娘モノとして全力で押したい。絆かわいい。
月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)
あとなんか色々な人からオススメされて手に取った「月刊少女野崎くん」が猛烈に面白かった!無骨でごつい外見なのに少女漫画家の野崎君に惚れてしまった女の子がなぜかアシスタントにされてしまうお話。少女漫画家なのに恋する乙女の気持ちなど1ミリもわからない野崎君のすっとんだ発言の数々にふきださざるをえない。あとみこりんマジヒロイン。

5月の読書メーター

読んだ本の数:29冊 / 読んだページ数:6193ページ

続きを読む